フィリピン旅行の前に知っておくべき安全情報!
こんにちは。
そういえば、つい3か月前にはMERSウイルスで大騒ぎでしたね。
韓国では、MERSに感染した患者が出た地域のあちこちで、ご両親とお子さんが
しばらく別の地域や海外に避難したというニュースが流れました。
あらゆる理由で夏休みの予定をキャンセルした方もいるでしょうし、
もともとの計画通りにフィリピン留学、出国準備をした方もいらしたでしょう。
今日は、フィリピンで何に気を付けなければならないかお話ししたいと思います。
フィリピンでの事件・事故のニュースを見ると心配ですよね。
ただ、フィリピン全域でいつもそうした事件・事故が発生している訳ではありません。
フィリピンも人の住むところです^^
少しだけ注意をすれば、安全なフィリピン旅行が楽しめます。
韓国のフィリピン大使館(もちろん日本でも!)で発行している、
フィリピン旅行前の注意事項等の役立つ情報をみなさんと共有します~
果たして何に注意すればいいのでしょうか~?
いったん、非常時連絡先からお知らせします。(画像は韓国人用)
なにかあった時のためにメモしてくださいね~
大使館直通 (8:30-17:15)
(日本語) 63-2-834-7508
(英語)63-2-834-7514
邦人援護ホットライン(24時間ガイダンス受付)
63-2-551-5786
事故はいつどこでどのように起こるか分からないため、
常に注意を怠らないようにしてください!
韓国人は韓人会という団体があるようです。。(上写真)
もちろん日本人会、日系人会が各地域にあります。
バギオ北ルソン日本人会 JANL
074-442-4708 または 443-8492
緊急時 0910-411-3306
韓国のフィリピン大使館には、日本でいうLINEのカカオトークアカウントがあるんですね。
事件・事故についての最新情報が受け取れるようです。
対して、在フィリピン日本大使館ではメルマガのサービスがあるようです。
「いつでもどこでも大使館(総領事館)」
(在留邦人向けメールマガジン配信サービス)
https://www.mailmz.emb-japan.go.jp/cmd/ph.html
フィリピン旅行前に必ず知っておくべき安全情報の中から、いくつか重要なものを抜粋します。
Q.フィリピンでタクシーに乗るということはどれほど危険でしょうか?
フィリピンで最も危険なことのひとつに、
深夜、マニラ空港第1ターミナルから一般タクシーに乗ることがあります。
タクシー運転手による拉致、強盗事例が頻繁に発生しているため、
空港では必ず空港タクシーを利用してください。
市内でもタクシーに乗る際は常に注意をしなければなりません。
タクシーの乗車前には、必ず車のナンバーを確認したのち、
乗った場所、目的地、ナンバーを文字で分かるようにしておくことをお勧めします。
→乗車前にナンバーを確認するという小さな行動が、
タクシー運転手に強盗を諦めさせる予防に効果的なのです。
タクシーに乗る前にナンバーを確認するジェスチャーも良いですが、
タクシー内で運転手の身分証や営業許可証を確認することもできます。
タクシーのドアを見ると、車両ナンバー、運転手の名前、電話番号が基本的に書かれています。
こうした基本的なものが無いとなんだかもっと不安になりますよね。
なので、そうした場合は友人にわざわざ英語で電話します。
タクシー運転手の耳に届くように、わ・ざ・とです。
ただ、毎回そのようなことではなく
夜遅くひとりでタクシーに乗る場合にだけ。
人がやっていることは誰も分からないじゃないですか~^^
Q.強盗や窃盗を予防するためにはどうしたらいいのでしょうか?
・財布に多額の現金を入れておいたり、派手な服装や高い貴金属を身につけていると強盗のターゲットになります。
・混雑するレストランでテーブルにものを置いたままにしたり、椅子にかばんや服をかけたままにするのはやめましょう。
・道で物乞いをする子供にお金をあげようと財布を取り出す途中で、あっという間に取り囲まれ、財布をとられることもあります。
・道で女性のハンドバッグを狙う事件が相次いでいるため、バッグはなるべく斜めがけのものにしてください。
・両替はなるべく銀行を利用し、バイクに乗るひったくり犯が周辺にいないか注意してください。
・スラム街や居酒屋が集中する繁華街は危ないので、外出の際は気を付けてください。
Q.財布を無くしてしまったのですが、大使館で現金を借りることはできますか?
日本の家族や知人から、外交部領事コールセンター口座に
現金を振り込んで大使館からお金を引き出す「迅速海外送金制度」が利用できます。
Q.パスポートを紛失してしまったのですが、どうやって再発給ができますか?
大使館を訪問し、身分証明に問題がなければ当日渡航証明書が発行されます。
Q.気を付けなければならないフィリピンの慣習や文化はどのようなものがありますか?
フィリピン人は体裁を重視するため、公の場で過ちを指摘したり、
大きな声で怒鳴ったりすると、ひどい屈辱を感じ、仕返しをする傾向にあります。
言動には充分注意し、謙遜・親切に努めてください。
訳)アティバンギャング(Ativan Gang)とはどんな強盗組織なのか?
アティバンギャングとは、食べ物飲み物に強力な睡眠剤を入れて気を失わせた後、
金品を奪う専門の強盗組織のことです。
旅行地にて偶然出会った人がくれた食べ物は絶対に召し上がらないでください。
四角内)
①マニラのリーザルパークで、周辺の観光地を案内してくれたフィリピン人と
一緒にレストランへ行ったが、水を飲んで気を失った
②居酒屋で目の前に座っていた人達と同席したらいつのまにか気を失っていた
③タクシーの運転手がくれたキャンディを口にしたら気を失った
Ativan Gangの手口を必ず熟知し、他人を簡単に信用しないようにしてください。
食べ物に強力な睡眠薬を入れて、気を失わせ、金品を盗みとる強盗専門組織のことを言います。
フィリピンのみならず、どこの国に行っても
他人の好意はありがたいものですが、適切な拒否も時には必要だと思います。
2番目の例を見ると、居酒屋で同席していつのまにか気を失っていたとありますが、
必ずしも観光客や外国人だけを狙う手口ではなく、
たびたびフィリピン現地人もこのような被害に遭うケースがあり、ことさら気をつけたいものです。
また、セットアップ事件といって、
腐敗した警察が犯罪の取り締まりと称し、罪のない人を逮捕し、
あとあと金品を要求するケースもあります。
代表的な例で言うと、
観光客のかばんにひそかに麻薬を入れ、前もって集まった警察官が現場を押さえたのち、
釈放を条件に金品を脅しとるケースもあります。
移動の際には携行品に細心の注意を払い、他人を必ず警戒し、
安全なフィリピン旅行を楽しんでください。
マニラ 日本大使館 (63-2) 834-7508
休日、夜間、緊急時 (63-2) 551-5786
セブ総領事館 63-32-231-7321
救急車 161
消防車 160
警察署 166