フィリピンの交通手段調査ー市内バスからジョイバスまで
今日は先だってご紹介した交通手段以外の
フィリピンのバスの種類を調べたいと思います~^^
フィリピンのバスも日本のバスと似ていて、
市内バス、直行バス、市外バス、高級バス、空港リムジン等区分できるようです。
そして、市内バスにはエアコンの有り無しの種類があります。
暑い国でエアコン無しのバス…考えたくもないですね~(泣)
バギオは、市外に行く直行バスが大部分ですが、
バギオを少し出ると、特にマニラではこのような3列座席のバスをよく見ます。
3列+通路+2列でバスの乗車人数はとてつもないです。
3列の真ん中に座ったら死んじゃいます(泣)
私たちの考える一般的な座席の大きさより狭いです。
バスは一緒でも5列だったり、4列だったり、はたまた3列のデラックスバスもあります。
どれほど狭いか想像できます?^^
このような市内バスは、タクシーのようにお客さんを見つけると停まり、
バス停じゃなくてもお客さんが手を上げると停まります。
同様に降りる時もおじさんにどこで降りると言うと停まります。
おじさんはバスが走行中、通路を歩き回り
料金を受け取り、行き先を聞き、たくさんの仕事をこなします^^
そして、バス内での業務が終わると、ドアを開け
バスの行き先を叫び、乗客を呼びこみします^^
その声を聞いてバスに乗るお客さんがでてきます。
ややこしいことが多いため、フィリピンの交通事情を好きにはなれないでしょう;;
エアコンの無いバスはこんな感じです!
窓がないんです~
大昔の汽車が走っていたころのものじゃないかってくらい(笑)
汽車の窓のように上下の開閉で3人席が基本ですが…
どうしても座りたいという人がいれば、
4人で並んで座らなければならない状況もあります。
私の友達が少し大きめなのですが~ソ~リ~
2人で座ってもぴったりなのに3人座ったらとんでもないでしょう?(笑)
では、次は、日本とそっくりな姿の直行バス・市外バスです。
シティとシティ間の運行が主ですが、
このバスも同じく乗客が手を挙げれば停車します。
シティの移動なので、途中で休憩所に停まってお茶を飲んだりできます。
純粋な走行時間に最低1時間半プラスすると、所要時間がおおまかに出ます。
ジョイバスができるまでは一般的なビクトリーライナーバスに乗って
7時間かかってマニラに行った悲しい思い出…
座席は、2-2です。リクライニングも可能~
ただ、座席間がとても狭くて、椅子を倒すと
後ろの人との不協和音が…そんな構造です(笑)
フィリピンで乗ったバスの中で最も良いのが空港リムジンです。
バギオの人々からはただ「ジョイバス」と呼ばれ、
特Aクラスのデラックスバスです。
2+1列で隣の人との距離もあり、前後の間隔も広くて良いです
椅子も倒したいだけ倒せますよ~(笑)
何より良いのが、途中停車なしで目的地までいく直行!
ジョイバスの中には本当に全部あります
なんでも手伝ってくれる乗務員のお姉さんもいます
さらに、その乗務員さんを呼ぶボタンまであるんです(左写真)
エアコンの効く車内では、飛行機のようにブランケットが提供されます。
もちろん持っては帰れませんよ^^
私の斜めに座っていたおじさんがリクライニングの調節ができないと呼び出し、
その調節までしてくれるサービス精神の乗務員さんです。
そして、倒れた椅子ですやすや眠るおじさんでした^^
ジョイバスは途中停車しないとお伝えしましたよね?
乗務員が簡単なおやつをくれます~
狭いですが、緊急時のトイレもあります~
長い退屈な時間をつぶすWi-Fiもあります!
どうですか?ジョイバス本当に良いですよね?
ジョイバスだとマニラ空港までぴったり5時間!
ジョイバスに乗ってしまうと、一般バスには乗れません…
そのほかフィリピンの公共の交通手段としては、LRTという電車がマニラにだけあります~
いつどこでも道が混むマニラでは便利ですが、路線がそこまで多くないんですよ…
マニラのイントラムロスの近くに行くと簡単に見つかるカレーサ、馬車です!
馬車に乗って、マニラの観光地を見て回るツアーがあるのですが、
そのツアーに申し込むと、もれなく
8車線道路を自由に歩く、少し恥ずかしい経験をします…
***
随所に停まるバスに乗ると日本では体験できない面白い経験ができます。
1.バスのドアを開けておいて走行しながらお客さんを呼ぶコンダクター
パサイ パサイ パサイ
バギオ バギオ バギオ
~叫びます
2.通路を歩き回るコンダクターに運賃を払うと、
その場でパンパンパンと穴を開けて作る、バスの表と領収書。
この紙1枚で、乗車日・座席番号・バスの運賃・出発地・目的地が分かります。
面白いですよね…ただ、穴を開けるおじさんの手さばきはもっと感嘆します。
3.バスが停まると、あっというまにバスに乗り、お菓子を売る移動販売
乗客を乗せるためにバスが停まると乗って、
次の乗客のためにバスが停まるとさっと降りる~
お菓子の束がどうしたらあんなに綺麗に絶対落ちないのか~
フィリピンの公共の乗り物を利用して、
楽しい文化体験はいかがですか?
*私が直接乗って体験したものに対する記事ですので、
もちろん抜けているものもあります。
写真もどこからか分からないようにコピペしたものではなく
すべて直接撮ったものです。