台風22号マンクットの被災地で広がる支援の輪
3週間前にフィリピンや台湾、香港などに猛威をふるった超大型台風22号マンクット(フィリピン名:Ompong)は、
MONOLの位置するフィリピンルソン島ベンケット州を直撃しました。
コーディレラ地方バギオ市でもいたるところで強風、洪水、地滑りが発生し、甚大な被害をもたらしたものの、
幸いMONOLでは雨漏りといった最小限の被害で済みました。
フィリピンの中でもベンケット州イトゴン地域は、この台風による被害を最も受けたエリアとして、日本の各機関で被災映像とともに報道がされました。
容赦ない強風と豪雨により、多くの家屋と命が犠牲となり、2週後の現地報道ではベンケット州における死者が100名超、イトゴンのUcab地区が68名と最多です。
台風直撃とともに現地報道された被災の様子から、MONOLではスタッフや講師、学生様から最大の被災地イトゴンへの募金・寄付を募りました。
多くの支援者がお米や乾麺、缶詰といった食料、衛生用品・日用品、古着、文房具を寄付し、学校としても多額の募金を決定しました。
10月5日(金)にMONOLは寄付された物品をイトゴンの被災者が生活するOur Lady of Lourdes教会とUcab地区公民館へ届け、その周辺の地域にも配られます。
再度仕分けと個装をして無事に被災者のもとへ届きました。
イトゴン地域とは別に、バギオに隣接するLa Trinidad地域のフィリピン赤十字も訪れ、被災したAtok地域にも物品が届けられます。
被災して亡くなられた方に心よりご冥福をお祈りします。
引き続き各地域では支援が求められています。寄付のご協力をご希望の方は以下へお問合せが可能です。
– フィリピン赤十字:Philippines Red Cross (Ms. Kristine Quilala) – +63-74-422-2796
– Ucab地域:Barangay Ucab (Mr. Tony Pesase/Mr. Alain Abdul) – +63-919-449-8857