サガダのさらに先、バナウエ ライステラス(棚田 Rice Terraces)
「授業中心・スパルタ」
こんにちは。フィリピンバギオ・モノール語学院です。
学生達とバナウエ旅行に行ったときのご紹介です。
何年か前に行ったことがあるのですが、
広大な自然を自ら体験しました。
数千年の歴史の自然の前では人間は小さいものだなーと
なんだか深々考えたものです。。
写真でご鑑賞ください。
Thank You, Simon~!
ライステラスがあるバナウエ地域はバギオと同様
山岳地域で涼しい気候です。
ルソン島のイフガオ州に属します。
植民地時代に少数民族が外国からの支配、制圧を避けるため、
山に登っていき、暮らさなければならなかったのです。
棚田を作って食糧を自給自足しながら
数世紀にわたって成り立ったのがこのライステラスです。
2,000 BCに完成されたと書いてあります。
歴史学者が言うには、フィリピン全土にライステラスがあり、
その形成開始時期はゆうに2,000年以上とのこと!
とっても高い。
バナウエ市内は全てが密集しているので、
宿はバナウエにとって
およそ1時間、ジプニーにのって、BATADまで行きます。
世界8代不思議(?)のひとつとされています。
数千年前どうやって作ったんでしょう。
100%人の手ですよね。。
職人たちが真心こめてひとつひとつ作り、
技術をフィリピンの山岳地帯に伝えたという記事も。
不思議ですね。
田んぼの間に住まいが形成されてたり。
日本のように天候が四季に分かれているわけではないので、
年中、耕作が可能です。
フィリピンの紙幣で最も大きい1,000ペソ札には
ライステラスが描かれています。
どうですかね?同じですかね?
本当にすごい~
Batadの村から滝までは歩いておよそ2時間かかります。
イフガオ部族のお年寄りとも写真1枚。
衣装が素敵。
標識もリニューアルしないと。。
稲が育てば収穫をし、また土を耕し、苗を植え。。
田植えの時期が違うので
がらんとした田んぼやこんなに青々とした田んぼもあります。
雲が多くてのどか。。
ぼやけているのは霧ではないんですよ。
標高が高いため、雲が霧のように立ち込めるんです。
ビューデッキ、展望台が、3,4箇所あります。
そこでお土産も売ってますよ~
バギオから行くとかなり遠いです~
ただサガダ洞窟の観光をするにしても、バナウエに近いので
日程を組んで、山岳地域を一度に旅行してもいいですね!
*行き方
KMS Linerというバス運航会社がバギオからバナウエまで行きます。
地図では7時間程と書いてありますが、
実際にバスに乗って行くと、9,10時間かかります。
曲がりくねった道と途中の停車で時間がかかるんですよ~
学生のSimonによると、バナウエに宿を決めて、
そこのオーナーに問い合わせれば、Batadへ行くジプニーを予約できるそうです。
Batadの村の入口まではジプニーに乗って1時間くらい。
また村の入口からジプニーで1時間かけてBatadの村に戻ってこれます。
滝までは歩いて2時間。。
しかし!
フィリピンに来て、青い海だけ見るのではなく、
素敵な山々を見るというのも
有意義で、良い思い出になるのではないでしょうか^^