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【フィリピンの治安】ダバオ市の爆弾テロによるバギオ市の治安とテロについて

先月、フィリピン南部のミンダナオ島ダバオ市にて、爆弾テロが発生いたしました。

http://www.cnn.co.jp/world/35088484.html

ご存じの通り、多くの死者とけが人を出しました。

(幸いにも邦人被害はございませんでした。)

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フィリピンという国でもこのようなテロ事件には衝撃が走りました。

…といいたいところなのですが、

ダバオから遥か彼方1,200kmの場所に位置するここバギオでは

ダバオのダの字すら出ない平和な生活を送っております。

もしかすると、テロ事件があったことさえ知らない学生さんもいるかもしれません。

同じ国で起こった事件のはずなのに、フィリピン人でさえ関心が薄いです。

まるで海外で起こった事件かのような…

それもそのはずで、バギオのフィリピン人は

「私たちには関係ない」

「バギオでテロは起こらない」

「私たちは他の街とは違う」

こんなことを平気で口にして、本気でそう思っています。

 

やはり事件発生後、日本ではトップニュースに挙がり、

多くの学生さんから問い合わせをいただきました。

「キャンセルした人はいないんですか?」

「バギオは大丈夫なんですか?」

確かに、留学をする、海外にいくということはそういうことです。

危険が常に伴います。

特にフィリピンという国がもつイメージは底知れぬ不安しかありません。

私もミンダナオ島から近いネグロス島パナイ島に留学していたころは

ミンダナオ島ってイスラム教徒が多いところでしょ~大丈夫かな~と思っていました。

(当時無知な私は、イスラムと聞いただけで「こわっ」と思っていて。)

そして、こうした問い合わせをもらって伝えるのは、

「キャンセルした人は、全国籍で1名もおりません。」

「バギオは大丈夫といっても過言ではありません。」

 

 

そもそもなぜ、ダバオで事件が起きたのか、理由はたくさんありますが、

ダバオから遠く離れたところでのイスラム系過激派組織が実際に古くから存在し、今ISに共鳴している、

ダバオの英雄ドゥテルテが大統領となり、娘が市長であり、

犯罪者が弾圧されるのは目に見えている、そして就任2か月で実際にかなり進んでいる。

(ドゥテルテは今もダバオの生まれ育った小さな家で家族と多くの時間を過ごしています。)

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そしてなぜ、バギオでテロが起きない、起きにくいのか

まず、物理的に難しいのが一番です。

ダバオからバギオまで1,200kmの距離です。四国お遍路です。東京ー札幌、東京ー福岡の距離です。

そんな距離を移動して、テロをするほどバギオには政治的魅力がありません。

 

過激思想に共感した個人犯がいるかもしれない!なんて方、

確かに個人的には、バギオはそこそこイスラム教徒がいるな~という印象を受けます。

ただし!正真正銘のイスラム教徒です。

バギオは最大の教育都市、国内だけでなく、南アジアや中東諸国の学生が

プログラミングを中心にたくさん学びに来ているのです。

彼らの中のイスラム教徒は、むしろイスラムの名前を汚すISやその過激派を

私たちとは比にならないほど憎んでいます。

もし、その中に個人犯がいたとしても、これはどこの国でもどうしようもないといった話に落ち着きますし、

変な話、個人犯だったとしても、マニラや米軍のあるアンヘレスまでちょっと移動してテロをした方が変な話、効果的かと…。

 

考えてみると、ここバギオでテロが発生する可能性理由が確かに見当たりません。

ドゥテルテ賛成派は多くないですが、反対派も多くないのが事実です。

一番に伝えたいのは、このテロ事件もそうですし、カナダの事件もそうですし、

「海外留学=危ない」

その認識は確かに間違いではないですが、その国を一緒くたにするのは間違いです。

 

危険もあるという認識で留学をしないことが最も危険なので、その場合は日本にいてください。

ただ、海外に出ることは危険な経験をする以上に、貴重な経験に溢れる事の方がとてつもなく多いのも事実です。

 

ここでワンポイント!MONOLのセキュリティについて

当校では、専属の警備員が24時間体制で門番、校内巡回を行っています。

また、出入り口では学生及び職員のIDカードのスキャンが義務付けられ、

誰が何時何分に出入りしているかをチェックできます。

もちろん関係者以外は出入りが認められません。

※学校の目と鼻の先には警察派出所(交番)がございます。

 

校内では監視カメラが各階各所に設置されています。

MONOLはセミスパルタシステムを採用しているため、学生さんは平日も条件付き外出が可能です。

外出・旅行の際には必ずオフィスで、誰とどこに何時まで何しに行くのかを報告する申請を行わなければなりません。(最大21時まで)

※18歳未満の未成年者は、成年者の同行が無ければ外出が認められません。

 

また、マニラ空港各ターミナルにてスタッフが出迎える隔週の団体ピックアップで、

入国ゲートからドアtoドアでバギオのMONOLに到着します。

下手に国内線を乗り継いだり、自力で学校に行ったりするよりよっぽど安全ですよ^^

 

最後に参考で多くの学生様からの声にはこんなものがあります。

「フィリピンなんて、殺されるんじゃないかと思ってたけど、身の危険を一切感じなかった」

「意外と死ななかった(笑)」

「治安もよくて、人も良いバギオは最初の留学にぴったり」

「日本の治安と同レベル。東京よりむしろ良い。」

 

※今後バギオへお越しになる方は必ず入学許可証や帰国便チケットを紙に印刷してお持ちください。

 

現在、テロの影響で全空港のイミグレーションが厳しくなっております。

また、空港ターミナル間の移動も従来の何倍もの時間がかかっております。

チケットのご予約の際にはくれぐれも余裕を持ったスケジュールをお願いいたします。

 

※一部見解に私スタッフ個人の思いが大いに混ざっております。ご了承ください。