【Rola】ISとIELTSコースについて
Monolで4か月が過ぎようとしています、Rolaです。
私はもともと3ヶ月の滞在予定でしたが、2ヶ月めの終わりにプラス1ヶ月の延長とコース変更を決めました。
前半2ヶ月 Intensive Speaking
後半2ヶ月 IELTS
この2コースについて紹介します。
【Monolのカリキュラム】
《Intensive Speaking 集中会話コース》3科目4時間
・PD(Picture Discription ) 1時間
写真を見て状況描写します。生徒が口頭で答えた文章を、先生がテキストに書き落としてくれます。その後、正しい文法や適切な言い回しに修正してくれます。口頭だと気がつきにくいミスの癖を文面で確認できるので、文章作成の練習や修正に役立ったと思います。また写真表現に正解はないので、状況を想像して自分の表現したい事を英語にできて楽しいです。
・DBC(Developing Basic Comprehension )1時間
1日1トピックの短い記事をリスニングして学習します。
はじめにトピックに関する会話で先生とウォーミングアップ後、記事をスクリプトなしで聞き取ります。
なかなか一度で聞き取れず、何度も聞いて、文章を短くサマライズしたり、テキストの設問に答えて理解していきます。
・ECD(English Communication Development)2時間
複合的なコミュニケーションの授業
会話のリスニング、イディオム、グラマーなど
実はこの授業があまり好きではなかったのですが、、、というのもテキストの内容が簡単(悪く言うとやや幼稚)に感じてチャレンジ感&達成感があまりなくて。。
ですが実力にあった基礎的な力を固めるための授業と理解しています。ただテキストに沿っているだけだとつまらなく感じてしまうため、先生と会話を広げていくことにフォーカスしていました。
3科目すべてマンツーマンなので発言のチャンスは当然グループクラスより多く、また学生のペースや希望に合わせて授業を進めることができます。
宿題は基本的になく、休憩時間も多いため、学生自身で自主的に課題を見つけ、学習時間をオーガナイズしなくてはなりません。
授業も休憩時間も比較的自由にできるところが魅力な反面、自律心と学習目的がないとダラダラしがちなので注意が必要だと思います。
またすべてマンツーマン授業のため、他の学生との接点が少ないです。私はできるだけ選択授業のグループクラスを取るようにしていました。
友人をつくるためにも、他の学生の表現から学ぶためにも選択授業のグループクラスが役立ちました。
2ヶ月ISコースで少し飽きてきたので、変化と向上を期待してIELTSにコース変更!
《IELTS General Training 》5科目8時間
・Writing task1 レター作成
マンツーマン1時間&グループ1時間
・Writing task 2 エッセイ作成
マンツーマン1時間&グループ1時間
・Speaking
マンツーマン1時間&グループ1時間
Writing&Speakingのアウトプット系の授業は文章構成や会話力だけでなく、様々なトピックに関して自分の意見を持ち、それを表現&組み立てることが必要です。
シリアスな環境問題や社会問題もトピックにあげられるため、時事に関心を持ち、たとえ知識がなくても表現しなくてはならないので、英語学習の幅が広がります。
Listingグループクラス1時間
Readingグループクラス1時間
この2つのクラスはひたすら模擬設問を解いて、答え合わせ。ほぼ試験対策といった感じ。アウトプットがまだまだ負担な私はこの2時間は癒しタイム。
毎週金曜日は模擬テストを受け、答え合わせとコンサルテーションを受けます。毎週プレッシャーを感じていますが良い刺激にもなっています。
IELTSでの学習はよりアカデミックな難しい文章や単語との出会いと使用する機会を増やしています。またレベルの高い学生が多いので、彼らとのグループクラスから学ぶことは多いです。私の場合チャレンジして行く方が意欲的になれるため、この選択は正しかったと思います。
決して IELTSが必要でなくても、よりハイレベルな環境を求める人には良いと思います。
【選択授業について】
IELTS Speaking ナイトクラス
このクラスは私にとって効果的でした。
IELTSのテスト形式にそって、質問に対して適切な返答の練習をしていきます。参加者は必ずしもIELTSの受験者ではありません。私はスピーキングの機会を増やしたくてこのクラスに参加しました。数分間のスピーチや即座の返答を求められるので、最初はついていけるか不安でしたが、
クラスメイトの発言力にならって、思いきって発言する自信をつけた事が一番の収穫だったと感じています。
【どの様に英語力が伸びたか】
カリキュラムでどの様に伸びたか正直実感がないのですが、毎日のルーティンによって自然と導かれているのかなぁと思います。
授業で習った事、先生、友人との会話から聞き取った事、フリータイムに見た映画や動画などから学んだフレーズや単語を、その後の授業や日常会話で積極的に使うこと意識しています。反復していくうちに、無意識にそれらを自然に使えるようになると身についたと感じます。
私の場合、会話力アップを一番の目的としているため、少しずつ英語力の伸びは感じるものの、対応できない場面もしばしば。。まだまだ確信が持てなくて。。
英語学習は一朝一夕ではないとひしひしと感じます。明日急に流暢に話せるようにはなりません。
でも自信をもって声に出すことが会話で一番重要だと感じました。声が小さかったり口籠っていると相手に全く伝わらないし、会話も弾まないからです。
英語環境に慣れて、構えずに口から英語がでてくるようになったことは進化したと思います!
留学前は単語学習を軽視していましたが、単語、ボキャブラリーが幅広い会話に必要と実感しました。ボキャブラリーをつけるよう、よく先生に指導されます。
単語を知らないと、当然聞き取れない、理解できない、使えないため、より多く単語を身につけていくことが必要だと感じています。
また発音もあまり気にしていませんでしたが、正しい発音を知らないと聞き取れないし、聞き取ってもらえません。なかなか日本語アクセントの矯正は難しく、これも意識と練習が必要のようです。
【担当教師について】
ESLの教師は、雰囲気が前向きで楽しく授業を進めようという態度を感じます。キャラクターは様々ですが、どの先生も生徒に寄り添ってくれます。
IELTSの教師陣はESLの教師陣より年齢層が高くキャリアの長い先生が多いようです。IELTSの学生は学習目的がはっきりしているため、発言や時間内でのタスククリアを厳しめに求める先生もいます。
授業の進行を先生に委ねるだけでなく、特にマンツーマン授業では自分の求める内容を意思表示していくとより効果的に授業を進めていけると思います。教師陣はフレキシブルに対応してくれます。
【学業関連】
EOPに関して
チェックは厳しいですが、学校側もすべて管理できないので100%ではないのが実情です。母語を使うグループは決まっていて、よくペナルティを受けています。正直学生グループ次第かと思います。
モノルでは日本人学生は少数です。みな英語を使おうという姿勢があり、日本語に甘える雰囲気はありません。日本人の少ない環境で良かったと思います。
ティーチャールームについて
3学生+1先生の部屋に3ヶ月滞在しました。
ラッキーなことに、この3ヶ月学生は私ひとりだったため、4人部屋を2人で使用でき快適かつ、先生も独り占めできました!
平日のルームディスカッションに加え、生活の中での会話を自然に身につけることができます。
【1日のスケジュールと放課後】
6:15起床
6:30モーニングクラス
ボキャブラリー、文法、発音など各週またはターム毎で内容が変わる
※朝のんびりしがちな私は目覚ましがわりに参加しています
7:00 朝食
8:00午前の授業スタート
Intensive Speaking
レギュラー授業2時間+休憩2時間(自主学習&お昼寝)
IELTS
レギュラー授業4時間
12:00 昼食
13:00 午後の授業スタート
Intensive Speaking
レギュラー授業2時間+選択授業ディスカッションクラス1時間+休憩1時間(自主学習)
IELTS
レギュラー授業4時間
17:00 レギュラークラス終了
17:00~
選択授業グラマークラス1時間(毎日)
または
選択授業ヨガクラス1時間(週3回月水金)
※ずっと勉強していると頭もカラダもガチガチに。。。ヨガクラスはリラックス&エクササイズにぴったり
18:00 夕食
19:00~21:00 選択授業 ナイトクラス2時間
21:00~ルームディスカッション
※ティーチャーズルームに滞在している学生は放課後1時間のルームディスカッションの時間を持てます。
内容は学生の自由で、私は発音、ボキャブラリーたまにガールズトークと充実した時間でした
22:00~ フリータイム&自主学習
24:00~1:00 就寝
※週末は友人と食事や買い物に出かけたり、バギオの観光スポットに行ったり
長めの連休が取れるときは、バスで2時間ほどかけてビーチエリアへ。つかの間のリゾートを楽しんでいます。